国道421号線 石榑峠

《三重県大安町〜滋賀県永源寺町》



421号石榑周辺略図




この”酷道”の最狂区間の強烈さもなかなかの物があるが、それ以上にこの道路を強烈にしている物がある。知っている人は知っている。幾多の伝説を作った”あれ”である。
たしかに最狂区間はへろへろうねうね、急勾配。離合だって満足にできやしない。だが、それだけだ。それなのに、なぜにこんなにまでもこの421号という数字が与える印象が強烈なのだろうか?

幾多の伝説を作った”あれ”とは一体何なのか?



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ふっふっふっ

それでは、幾多の伝説を作ったという
”あれ”をお見せしようではないか!


※注:あまりのショックの大きさにおもらししないように!



じゃ〜ん!

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じゃ〜ん!!

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じゃ〜ん!!!

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そして・・・、ここは・・・、天下の国道である。


その名も高き、酷道421号線 石榑越え



超図解!? 石榑コンクリートブロック(麓側)



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三重県側の1.5車線路というような、よくあるような山道をとことこと進んでくると、突然にカーブの先に、黄色い、幅員2mという標識が見えてくる。すると視界にはすぐに強烈な物体が入ってくるのである。通称”石榑ブロック”とでも言うことにしよう。
コンクリートブロックの手前側には転回できるようなスペースが確保してある。そりゃそうだ。大型車がいきなしこれでは、泣いてしまうこと間違いない。このようにしてみると、手前が広いせいか、コンクリートブロックの隙間の狭さが誇張されている。だが、この見え方に間違いは無い。手前のたーせる号とこの先の道路と良く比べて欲しい。


あなたがたまの休日、彼女と国道ドライブ。快適な高速クルージングを満喫していた、その瞬間。目の前にこれが現れたらどうしますか?




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本当は2.?mだったのね・・・

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この幅員 2.48mというシールは誰が貼ったのだろう。それと”ありがとうございます”というしーるがやたら貼ってある。

ブロックの手前にも2.mという標識が立っている。これを見るとあきらかに訂正した跡がある。どうやら、かつては2.5mだったらしい。そのためか、その標識の下の方には「幅員2.48m」と言うシールと、あと国道MLのシールが貼られている。




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この先いったい、どんな世界が私を待っているのだろうか?

私はきつねにつままれているのではないか? きっとそうだ。 これは悪い夢なのだ。私は高速クルージングを目的に国道ドライブに来ているだけなのだ。

斜めに設置してある手前のガードレール。そして、この先に見える鬱蒼とした雰囲気。この先、どこか別の世界へと連れて行かれる。そんな入口に見えてくる。

 コンクリートブロック自体には赤白のシマシマが描かれている。また、長さも1.5m〜2m近くあり、そう簡単に動かせる代物ではない(当たり前だ!)。




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(麓側より見る)

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(峠側より見る)

たーせる号を通してみた。ブロックの中ではドアが開かないので、少し進んでから停車したが、このようにしてみると通れることは間違いないはずだが、運転席からは、不安で一杯になる。

左側には、幅員制限2.0mの標識が掲げられ、右側にはぐにゃぐにゃになった、お知らせ看板が立っている。乗用車のミラーの位置でコンクリートに幾多の傷跡が描かれているのはご愛敬! このブロックにこすった車はいったいどれぐらいあるのだろうか?




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お願いされてもねぇ・・・

このへろへろの看板が目に入ったら泣き出す人もいるよ・・・。きっと。だって、目の前に現れたブロック。そして、この全くもって言いたいことが良く分かる看板・・・

なぜにこんなにボロボロなのだ? もしかして、このブロックに引っかかって通れなかった人が腹いせに蹴っているとか?

ちなみにR34さんのサイトによると、この看板、2002年の3月時点で無くなってしまったとか・・・。残念。




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とりあえず、お約束のメジャーで測る。といっても、参考程度に扱って下さい。焦っていたし、完全に直角出して計ったわけではありませんので。

2.06mぐらいかな? とりあえず、標識通り、2.0mまでならなんとか通れるわけだ。R34さんが計ったところ2.13mぐらいあったそうなので、この5cmの誤差はどこにあるのだろう? たしか、他の人ページでも2.13mぐらいだったような気がした。まさか、よなよなブロックが独りでに動く?(おそらく、というか私の計測ミスですね



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ミラーの位置の幾多の傷跡がよく見える(峠側から見る)

峠から来ると、やっと最狂区間が終わったという証でもある。

峠から下って来たらもう終わりなんだよね? と、つい問いかけたくなる瞬間。




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この最狂区間にも国道標識は立っている(峠側から見る)

ブロックと並んで国道標識が撮れる貴重なポイント

だが、国道標識もやはりなにか薄汚れている。




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なんか、こえぇ・・・

すぐに急勾配が始まると同時に鬱そうとした林道の雰囲気である。

この右カーブの先には何かとんでもないモノがありそうな雰囲気である







私が一体何をしたというのだ!



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貴方の愛車は高級車”トヨタ セルシオ(ちなみに新車)”です。

さぁ、どうする?


□■□
→1.1mmでも車幅より隙間があれば突っ切るのが男ってもんだ!
→2.よくわからないけど、隙間があるから大丈夫でしょう!?
→3.車の傷”より”時間の方”が大事だった(=近道するためにこの道路を選んでいるのだ)!



□■□


”1”を選んだ貴方 →

★その完璧なまでの車幅感覚に感服いたします
んでもって、峠にも同じ物がもう一つありますのでご注意願います。さらに峠にある方が狭いです!

”2”を選んだ貴方 →

★セルシオの部品代は高いですよ!!
セルシオに限らず車の部品というのは高いです

”3”を選んだ貴方 →

★その気持ちすご〜くよく分かります!!
で、これからはナビと地図を鵜呑みにするのは止めましょう


そんでもって、セルシオが通れるかどうかは私は知りません(無責任)。
たぶん通れるんでないでしょうか?





いざ! 最狂区間に突撃じゃぁ!




すごい急勾配に見えるでしょ?

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10‰上り勾配の標識が立つ
路面は舗装(アスファルト→コンクリート簡易)が変わった




実際、かなりな急勾配なんです(<愛知県道490号線<<暗峠)


何かありそうな気配・・・。国道高速クルージングを満喫しようとやって来た人と近道しようとやって来た人にはこの上ない仕打ち・・・。

オレはいったいどこに連れて行かれるのだ?



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すぐにガードレールが現れたが・・・

道幅は完全車1台分というほど狭くはないが、離合できるほど広くもない。もし、仮にここが平坦路だとしたら、お互いにギリギリによってすれ違っているかも知れないが、仮にもここは急勾配の途中である。離合は著しく困難だ。


神様、仏様、キリスト様。どうか対向車が現れないで下さい



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路面は貧弱な簡易コンクリート舗装というところ

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左右から植物が覆い被さってくる どうやら切り通しの中を走っているようだ


離合場所というものは作られてない。ちょっとしたヘアピンカーブの脹らみ、ガードレールの切れめ・・・
そんなちょっとしたところで離合するのだ。実際問題、私もヘアピンカーブの脹らみで離合した。

隣に彼女乗っているし、このセルシオまだ買ったばかりの新車なんだよなぁ。ぶつけて、かっこわるい所見せたくないし・・・。どうか対向車よ来ないでくれ!!(T_T)



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こうしてみるとあまり急勾配に感じない

実際に大騒ぎするほどの急勾配でもないが、ありふれた上り坂ではないことは確か。



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30.2kmのキロポストが立つ たいした距離を進んでないなぁ・・・

よく見ると、この手前のキロポストとデザインが変わっている。
R421というマークが無くなっている。


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う〜んまさしく、「いっつ、びぃうちふる」な道路がヘロヘロクネクネ 急勾配



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斜めに入っている切れ目は排水のための溝のようだ・・・

この先、車内大きく揺れますのでお立ちの方は
吊革・手すりにしっかりとおつかまり願います





〔B・G・Mは John Lennon の "Imagine" で♪〕


さぁ、想像してごらん...


前から”クラウン”と”セルシオ”と”ハイエース”と
”レジェンド”と”グロリア”がやって来た時のことを・・・


(ちなみに貴方の車はトヨタ セルシオ(新車))


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いやぁぁぁ〜 !!! (T_T)





↑ また、大げさなぁと思った方・・・。GWにここに来て下さい。
GWで無くても晴れて行楽日和の連休などにでも・・・。

それは恐ろしい光景が広がっていることでしょう(ふっふっふっ)。

知っている人に聞けば、すぐにでも教えて下さることでしょう。

このほんの数キロの最狂区間の突破だけに1時間かかるなんてことも・・・。



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