春の特別企画

いつも通りだぜ!! 国道418号 2003年春

年に一度の418詣で、無事終了。



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〔page 1〕県道68号線、県道412号線を国道418号線武並橋まで
〔page 2〕武並橋から県道を迂回して再び国道418号線湯谷橋へ
〔page 3〕湯谷橋より二股隧道へ
〔page 4〕…
〔page 5〕…



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ということで、時間も押していることもあり(このときで12時30分近かった)、笠置ダム側の通行不能区間端点を見ることはあきらめて、丸山ダム方面への迂回路、県道412号線、県道353号線と順当にリレーして再び国道418号線とぶつかる湯谷橋まで行くことにした。

国道418号線が新丸山ダムに関連して水没した際の付け替え国道は、生活道路として機能している県道412号線、県道353号線のルートをたどる。はっきし言って、水没のための付け替えというよりかは生活道路の改良、高規格化というところにもなるだろうか。
が、路線バス(スクールバスのような感じ・・・)も通る現在の353号線というのが、ご覧の通りのような有様だから。
■2001年9月撮影の県道353号線の画像


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朝の恵那行きバスがやってきた

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こんなヘアピンカーブも

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どこで離合するのか大いに悩むところ。もちろん上のバスはここを通る



その点、付替国道418号線はすばらしい。ほぼ直線の線形でもって谷越え山越えのすばらしい道路となるようだ。実はぼちぼちともう工事が終わって県道として供用されている区間があるのだ。その中には、すでに2車線で改良されている県道区間の場所もある。そこには1車線の道をピンポイントで改良した、うねうねくねくねが残る2車線の改良県道。そして、付替国道418号線となる直線で構成された道路と。

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既に2車線で改良されている物のうねうねくねくねである現県道を
さらに2車線の直線で改良する付替国道418号


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向こう側に既に完成している付け替え国道418号線が見える。この谷を橋で越えるのだろう



こうして突然2車線になったり、鬱蒼とした山道となったりを繰り返しながら、県道353号線を進む。そうこうするうちに潮南に着く。いわゆる、十日神楽を通り町道で国道418号線と繋がっている地点である。ここで町道を国道418号線まで降りても良かったのだが、それでは面白みがない。ここでは、一応町道があるんだよと言うことにして、とにかくまた先を急ぐ。



ここから国道418号線にぶつかるまでも結構な距離がある。無理の無いように先を急ぐ。そうこうするうちに見慣れた風景が目に飛び込んできた。湯谷橋。国道は否定された標識。有名なあれである。上の略図でA−4地点だ。もう何も言うことはない。車を降りて撮影タイムとなった。

湯谷橋

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県道分岐点〔湯谷橋〕

今後、水没するという割にはピカピカになった、湯谷橋。というのも2002年3月に開催したオフ会の時に塗り直していたのだ。
おそらくこれが最後の塗り直しとなるのかも知れない。

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汽車製造株式会社の文字が見える

というか、撮影した画像ではつぶれていた。現地では読めた。


■2001年5月当時の写真
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およそ2年前の湯谷橋

撮影位置が分岐点の反対側からとなっている
■2001年9月当時の写真
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赤い橋なのだが、黒く汚れて、かなりみすぼらしい姿となっていた
■2002年3月当時の写真

そして、それから半年後・・・。

訪れてみるとなんと、塗り替え工事中だった。

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美しい姿に生まれ変わっている湯谷橋

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ちなみにこの撮影した日は3月18日。あと2日後期が残っているが、
この状況から足場の撤去で終了だろうか。




じっくりと堪能することとする。

県道分岐(有名なあれ)

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散策するシゲさん

このレポを見ている人には何も言う必要はないだろう。国道はシゲさんのいる方向(車の進行方向)である。ちょうど湯谷橋のところから撮っている。いつもと変わらぬ風景が広がっていた。が、今日は初心者のシゲさんがいる。と、言っても前知識もあり、また私と同行しているためか道路というよりかは私の奇妙な行動の方が面白かったようである。では、ここでもまた、経年変化を楽しんでもらうことにしよう。

たぶんシゲさんが何の前置きもなく、地図を頼りにやってきていきなりこの標識を見たときのショック。それは何にも変えようがないだろう。



■2000年5月当時の写真
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うちに現存する最も古い記録の物。といっても、およそ3年前。
標識も全体的に綺麗で設置されてからそんなに日が経っていないのだろう。
■2001年5月当時の写真
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上の画像からちょうど1年後に訪れたときの物。
下の方に若干水あか汚れのような物が見受けられるがまだ綺麗。
■2001年9月当時の写真
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上の半年後。中央付近から下にかけてだいぶ汚れが目立ってきた。
■2002年3月当時の写真
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そのまた半年後。汚れが増え全体的に
汚れて来ているのが分かる。
■2003年4月(今回)の写真
そして今回。

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あからさまに全体的に汚れてしまっている。
やはり木の下にあるためだろうか。



国道酷道入口

私にとって安心してしまうほど全く変わりない光景が広がっていた。いわゆるところの”いつも通りだぜ!”


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はぁぁ、3年前の冬。ここで何を思い何をしたのだったけかな。

今回はなんのぷれっしゃ〜も無し。とはいえ、慣れた道ほど危険は増します。こと国道418号線に関して嘗めてしまったらそれで最後。気を引き締め直していざ進入することにした。


■2000年2月当時の写真

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一番最初に訪れたときの物。まだ写真の撮り方がいまいち
(今も当時と大差ないが)でアップ画像は撮ってなかった。
■2001年5月当時の写真

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上のおよそ1年後。おりょりょ、プレハブ小屋が建っている・・・?

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というのは、県道353号線が湯谷橋のそばで
崩落防止の工事をしているためでした。

ここから、通行止めにして工事をしていました。

ということで、丸山ダムから来ると、町道まで
抜ける道が無いという状況でした。
■2001年9月当時の写真
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まだプレハブ小屋は建っていますが・・・、

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工事はあらかた終了していました。崩落防止されたコンクリートが新しい。
■2002年3月当時の写真
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そして、プレハブ小屋もなくなり、いつも通りの落ち着いた分岐点。
ただ、このときは湯谷橋塗り替え中ではあったが・・・。




通行止!

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通行止めの標識と一緒に記念撮影をしました。が、その画像はちょっと・・・。そして、立ち去ろうとしたとき・・・。

なんかが違う・・・。8回目(ここに来るのは7回目)の私は違和感に気づいた。看板が新しくないか?


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下の以前の画像と比べて下さい。デザインほとんど一緒でしょ!!

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コンクリートが新しい。あと、前ページで書いたとおり、
土木事務所→建設事務所となっている。



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後ろ姿も美しい



■2000年5月当時の写真
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まだ汚れも少なく、きれいだ。

国道は否定された標識と同時期の制作かも。
支柱が白いパイプなのに注目。
■2001年9月当時の写真
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こちらも木の下の所為かだいぶ汚れが目立ってきてはいた・・・

ところで前ページで笠置ダム側の通行止め予告看板が、
2000年12月時点で「建設事務所」と名称を変更
したためにシールで訂正してあったが、こちらは
2001年9月時点でも「土木事務所」のままであった。



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同じように見えて、ちょっと違う。
■「418」と言う数字のフォントが若干違う
■岐阜県加茂土木事務所→岐阜県加茂建設事務所
■事務所の名称の文字と電話番号のフォントが若干異なる
■「通行止」の文字の、文字間の幅が若干広がった

のだが、他はほとんど一緒。

…こんなこと書いているからシゲさんにマニアだと言われてしまうんだろうなぁ・・・。



さぁ、いざ出発するか!!!

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